背景
現在、途上国のいくつかの国では、十分な読み書きの力を身に付けることなく小学校を卒業していく児童が数多くいます。このことはネパールにもあてはまり、とりわけ全ての学習の基礎となる言語能力を育む活動が十分とは言えず、子どもたちの間に読書文化も醸成されていません。読書習慣を定着させるためにも、子ども達により多くの本と触れ合う時間を作ってあげる必要があります。
目的
- 子ども達に読書の習慣を根付かせます
- 子ども達の言語能力を伸ばすことで、学習能力全体の向上を図ります
活動内容
サルタックと連携する学校に本を配布します。対象は1年生から3年生で、各学年毎に約30冊の本を配布します。学校には、毎朝学校が始まる前の15分間、どの本でもよいので子ども達に読書してもらうようにお願いし、児童クラブなどを活用してこれをモニタリングしています。
現状と課題
現在外部資金を活用して調達した本を3つの学校に配布し活動を行っています。ネパールの出版社と提携を結び、本1冊当たりのコストは100円以下と格安で調達できるようになっていますが、それでもこの活動を拡大していくためにはまだまだ資金が足りません。