荒木 啓史(ARAKI Satoshi)代表
小学3年生の時、心から尊敬できる担任の先生に出会い、学習の楽しさ・素晴らしさを知る。自らも小学校の教員になり、同じような経験を少しでも多くの子どもに届けたいと考えたが、その想いを実現するためには様々なアプローチがあり得ること、日本とは異なる形で有意義な学習機会を必要としている子どもが世界中にいることを学び、自身の立ち位置を再考。その後、大学での研究やボランティア、海外経験などを経て、あらゆる国・地域において教育・学習こそが個人と社会の幸せを実現する鍵となることを確信し、学校現場や教育行政、家庭・地域社会、学術界、さらには産業界を有機的につなぐ架け橋となることを決意。熱い想いと共に産声をあげたサルタック、学びの現場に軸足を置きつつ、多様なステークホルダーと連携しながら活動を展開してきたいと考えています。詳細はこちら
川崎 宣輝(KAWASAKI Nobuki)副代表
高校生の時、古本屋で偶然手に取った一冊の本。描かれていたのは世界の不平等と戦争。人と人、国と国の間にはどうして争いが起こるのかを突き詰めて考えたら、教育の重要性に辿り着いた。教育は人を幸せにできる、するものでなければならない。けど、どんな教育がそれを可能とするのだろうか?大学院まで足踏みして考えてみたけれど、答えは出ませんでした。社会人になって、教育とは違う世界に身を置き、日々の雑多な仕事に追われ、教育を忘れ始めていた頃、サルタックの話を頂きました。そうだ、考えて答えが出ないなら、実践して探せばいい。ここに集う人達となら、きっとみんなが幸せになれる教育の形を見つけることができる。自分もその一端を担えれば、と思っています。詳細はこちら
荒木 真衣(ARAKI Mai)理事
「この村の近くみたいだ。」ボランティアでタイ北部の農村を訪れた際、私の故郷の写真を見て笑顔になった村人の言葉に、「途上国」の問題ってなんだろうと改めて考えました。全く別世界だと思っていたけれど、中心/都市と周辺/農村っていう構造は同じかもしれない、この格差をどうすれば乗り越えられるのだろう。自分の経験から教育がその原動力だと考え、教育開発をテーマに研究する一方、学生団体を立ち上げ現場を見ながら途上国の開発課題に携わりました。2児の母となり、改めて子どもの視点から教育の重要性/可能性を痛感し、1人でも多くの子どもたちが学びを通して欠乏や恐怖から解放され各々の可能性にチャレンジできるような世界の実現に、サルタックの活動を通じて貢献できればと考えています。詳細はこちら
山田 哲也(YAMADA Tetsuya)理事
小学校4年生の時に学校で「さとうきび畑の唄」という映画を見たことがきっかけで、将来は平和な世界の実現のために貢献したいと思うようになりました。5年生のときにはイラク戦争が勃発、国際問題や国際協力に興味が向くようになりました。大学1年生の春休みに訪問したネパールの学校での、子どもたちの笑顔とその劣悪な教育環境が頭から離れず、その後教育分野で世界に貢献することを決意しました。教育は個人のライフチャンスを広げるとともに、社会の発展や平和な社会の実現にもつながると信じています。サルタックを通してそんな世界の実現のために貢献できればと考えています。詳細はこちら
青木哲生(AOKI Tetsuo)理事
中学生の時にあしなが学生募金の参加を始めたことから、ボランティア活動に関心を持ち、高校生の時に生徒会活動をしていた中で、国際協力をプロとしてやってみたいと思いを抱きました。大学は農学部を卒業後、国際協力系大学院を経て、新卒では経営コンサルティング会社に入りスキルを磨きました。30歳の時に日本の国際協力系NPO法人の職員に転職し、ファンドレイジング、経営企画管理、IT担当として従事しました。その時の経験を活かしつつ、バックオフィスのことを中心に理事として活動をさせていただいています。詳細はこちら
畠山 勝太(HATAKEYAMA Shota)理事
中学生の時に「命のビザ」で知られる岐阜県出身の外交官杉原千畝氏のドキュメンタリーを見て外交官・国際機関を目指すようになりましたが、教師であった父親の影響もあって教育分野にも興味を持っていました。大学4年の春に「国際教育開発論」という授業を受講して、この分野を仕事にすることにしました。教育支援を通じて、ネパールの農村で生まれた低カーストの家庭の女の子にも東京で生まれた裕福な家庭の男の子と同じだけのライフチャンスが待っている、そんな機会の平等があって、かつ一人一人の子どもたちが大切にされる世界の実現を目指しています。詳細はこちら
神谷 伸彦(KAMIYA Nobuhiko)監事
大学生のとき、不思議なご縁があって「NPO法人日本エチオピア学生会議」を立ち上げ、代表理事として日本とエチオピアとの懸け橋となるべく奔走し続けました。今は教育とは程遠い世界で経営管理(内部統制等の法制度対応)のコンサルティングを行っていますが、これまでの経験を少しでも生かしたいという思いから、サルタックの監事を務めさせていただくこととなりました。サルタックの活動を後方から支えていきたいと思っています。詳細はこちら
鴨田 譲(KAMODA Yuzuru)顧問弁護士
2008年、リーマンショックによる大量の派遣労働者の雇止めが原因となって発生した「年越し派遣村」を見て、日本にも貧困問題というものが存在し、かつ、それは既に相当深刻なものになっていることを知りました。弁護士になってからは生活保護や非正規労働などの貧困問題に関わってきましたが、その中で、貧困家庭に育った子どもは自身も貧困層になりやすいといういわゆる「貧困の連鎖」を止めるためには、子どもの教育機会の確保、教育機会の均等が最も重要なテーマであるとの考えに至りました。サルタックの活動を通じて教育機会均等に少しでも資することができればと考えています。詳細はこちら